木曽情報
木曽のルーツ
木曽の山々は、かつて尾張藩の統治下にあり、木材資源としての木曽木材は重要な資源として守られてきた。
藩は、山林ごとにランクをつけた。
巣山(すやま) ・・・村民の立ち入ることを許されない森林地帯
留山(とめやま)・・・ 〃
明山(あきやま)・・・自由林、しかし五木に関しては許可なしに伐採はできない
持続可能な資源としての森林を、守る術を心得ていたというのだろうか。人間の立ち入ることができない森林。そこには神々が宿る。
僕自身の苗字である巣山家のルーツは、この木曽の山中にある。どうやらこの巣山という山林地域を守っていたか、もしくは管理していたのではないかと推測している。
木曽の名所案内
福島関所
江戸から六十九里、京から六十八里、中仙道のほぼ真ん中に置かれた福島関所。天下の四大関所の一つ。
徳川家康は五街道の整備を進め慶長7年(1602)に東海道と中山道を京都・江戸間の幹線道路に定めます。
幕府は江戸防衛のため五街道五十ヵ所に設けた関所のうち東海道の箱根と新居、中仙道の碓氷そして福島関所を特に重要視した。
福島の地が木曽谷のほぼ中央に当たるとともに江戸と京都の中間に位置する交通の要衝にあったからである。
そこは木曽川の断崖と山にはさまれた幅40メートルほどの平地でまさに天然の要害。
一朝有事の際には街道を遮断し敵をけん制するのに最適の地です。
「入り鉄砲と出女」の取締りが厳しかった。
明治2年廃関により荒廃していたが東西の門と番所を再建。
昭和54年3月13日に国の史跡に指定された。
現在は史跡公園として復元・整備されている。
園内には関所建物(上番所・下番所・勝手)を模した福島関所資料館を併設して通行手形や鉄砲証文など貴重な資料を展示。
木曽福島の通年行事
奇祭みこしまつり
みこしまつりは、木曽福島の夏祭り、町内伊谷地区にある水無神社の例大祭 です。
木曽福島関所祭り
毎年、秋の恒例行事「木曽福島関所祭り」が10月11日(土)に開催されます。江戸出府行列の再現した行列がお祭りを盛り上げ、木曽福島駅から福島関所を 歩きます。
市街地では各地区による様々なサービスが受けられます。当館も木曽町役場木曽福島支所前にて五平餅の販売や各種体験を行う予定です。
美しく風情 がある中山道の街「木曽福島」へ皆さんお越し下さい!!